食養学入門 9 1-7

七号食

 

更に糖尿病の患者が218万人

 

これも実は、国民全員を検査すれば、こんな数じゃないということです。

 

おそらく糖尿病になっている人は、700万人いると言われています。

 

そして、糖尿病であるかどうかを検査する前に、境界型という灰色のゾーンがあるのです。

 

糖尿病とは言えないけれど、それに近いですよという診断になるのですが、その境界型は1200万人いるだろうと言われています。

 

 

私のところで、20代から30代の管理栄養士の人ばかり、31人集めて調査したことがあります。

 

その人たちの血糖値の検査をやったのです。

 

さすがに糖尿病の方はいませんでしたが、31人中17人が境界型でした。

 

半数以上が境界型になっている。

 

管理栄養士で半数以上だったということなのです。

 

ということは、境界型が1200万人いるだろうと言われていますが、おそらくこんな数ではない。

 

もっと多いだろうと思います。

 

1200万人なんていう、糖尿病の大きな背景に、さまざまな慢性疾患が生み出されている土壌があるのですね。

 

要するに日本全体があらゆる患者を作るプールになっているという状態です。

 

 

その結果、自分の健康に不安を持っているかどうか、というアンケートがあります。

 

これは政府が作ったもので、2001年9月のものですから、かなり新しい資料です。

 

この中で、60代以上の人に対するアンケートで、43.6%の人が不安を持っていると答えています。

 

こういう事が、いろんな民間代替医療と言われているようなことに、どんどん感心を向けさせているんだということです。

 

日本はすでに、現代医療に国民が費やしているお金よりも、代替医療に使ったお金の方がオーバーしているのです。

 

特に日本の場合は健康保険制度がどんどん悪くなっていくということですから、受診拒否というより、消極的忌避という人が非常に増えてきているわけです。

 

それでも不安ですから、いろんな代替医療に目が向き始めている。

 

しかし、一番お金がかからない方法は何かということになると、食べ物なのです。

 

どうせ三食食べるなら、自分の健康を増進する食べ物を食べたほうがいいんじゃないか、ということで、テレビを見ましても、食べ物を中心にした健康番組というのは、非常にたくさんの人が見るようになった。

 

そういう点で、非常に食べ物に感心が向きはじめた時代がはじまったということです。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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