食養学入門 18 1-16

 

9.教育でも

 

将来は非常に暗いと、みんな思い始めてしまったということです。

 

保険制度もどんどん悪くなって「これから生きていけませんよ」というような暗示的なメッセージが聞こえるようになってきました。

 

だからみんなどんどん暗くなっていきます。

 

そういう時代に何が起きているかというと、例えば教育基本法が書き換えられようとしています。

 

知っていましたか?初めて教育基本法にメスが入ろうとしているのです。

 

どういう内容で書き換えようとしているかというと「国をもっと愛しましょう」みたいなことです。

 

国が悪くなればなるほど、悪い国ほど「国を愛しましょう」と言い始めるのです。

 

良い国なら「国を愛しましょう」なんて言わないです。

 

みんなそれは当たり前のことで、自然なことですから。

 

住みづらい国、生きづらい国になるほど「国を愛しましょう」と言うようになるのです。

 

 

では、教育の分野では何がもっとも必要でしょうか。

 

徳育と知育と体育というのがありますね。

 

文科省は、この三つの柱を立てているわけです。

 

徳育はこう、知育はこうやる、体育はこのようにと決めていて、それに子供たちを乗せています。

 

ところが、これは基礎基盤がありません。

 

地盤がないのです。

 

ですから、この三育はそれぞれがぐらぐらしています。

 

個々がぐらついているので、あっちのことはこっちには関係ないよと、それぞれが勝手にやっているだけです。

 

だから、この三育の上で教育されている子供たちは、基礎がぐらぐらしてくるわけです。

 

ぐらぐらしているから子供の問題でおかしな現象が起きてくる根本です。

 

三育の前に基礎、基盤、岩盤に柱を立てなければいけない。

 

 

この基礎、基盤、岩盤に当たるものが「食育」なのです。

 

食べること、食べる教育、食べ物に対することを教える。

 

どういうものを食べれば良いのか。

 

人は何を食べればいいのか。

 

食べ物をどうやって作るのか、見つけるのか。

 

こういうことを教えるのです。これが基礎、基盤になります。

 

この基礎、基盤に徳育、知育、体育を乗せて打ち込む。

 

そうすればぐらぐらしませんから、しっかりしてきます。

 

朝からごはんと味噌汁を食べて投稿する子は生理が安定していますから、情緒不安に落ち込む心配はありません。

 

 

今の時代、若い人は本当にお気の毒としか言いようがないです。

 

でも、この時代を変えていくのは、やはり若い人だということなのです。

 

悩みはたくさんあって絶えません。

 

これからもっともっと酷い状態になります。

 

しかし、社会が悪ければ悪いほど個人がしっかりしなくてはいけない。

 

よく学ばなければいけない。そう思います。

 

私たちはそういう学ぼうとしている若い人に、どんな啓蒙ができるでしょうか。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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