食養学入門 22 2-4

 

4.さらに伝家の宝刀、お味噌汁

 

この玄米雑穀にゴマ塩を中心の柱とすれば、これを基礎にしていくつかの柱を立てていきます。

 

究極の選択をするとなれば、次になにを食べたらよいでしょうか。

 

いろんな食材がありますが、その中からひとつだけ選ぶとすれば何を選ぶべきでしょうか。

 

 

それは味噌汁なのです。

 

つまり豆です。

 

豆が熟成されて味噌になると非常に有益なのです。

 

これで一生、生きていけますね。

 

 

生命にはタンパク質が必要です。

 

すべての生命現象にはタンパク質が関係しています。

 

代謝活動に必要な酵素もタンパク質からできてきます。

 

けれど、タンパク質の材料はアミノ酸ですから本当に重要なのものはアミノ酸なのです。

 

 

アミノ酸には20種類ありますが、そのうち8種類は必須アミノ酸といって体内で合成できないものです。

 

食べ物で補給しないといけません。

 

ごはんが主食の位置を保てるのは必須アミノ酸がすべて含まれるからなのです。

 

 

ところが小麦には、リジンというアミノ酸がほとんど含まれていません。

 

パンが添えものであって主食になれない理由です。

 

しかし、米にはリジンが含まれると言っても少しです。

 

それを豆である味噌で補給するのです。

 

豆にはリジンが豊富に含まれています。

 

ですから、欧米人はパンとともに豆が含まれたスープなどを同時に摂取しているのですね。

 

 

日本人はパンが主食だと、とんだ勘違いをしてコーヒーやジュースで朝食を済ませてしまいます。

 

これでは材料不足になって代謝異常を招きます。

 

おなかはすぐに空きます。

 

おなかが空くので間食をすることになって、結果として食べすぎてしまうのです。

 

 

ある娘さんが大学の栄養科で勉強しているのですが、同級生でパンばっかり食べている人がいると話していました。

 

パンばかり食べているはずなのに、太っているのはなぜでしょうかと。

 

実はこういう背景があったのです。

 

リジン不足を起こしていて、いつも食欲に掻き立てられているわけです。

 

それで常に食べるというところから、食べすぎを起こしていくということになります。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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