食養学入門 33 3-6

 

2.肉食について

 

現代病の多くの原因は血の汚れにあります。

 

血液が凝固しやすくなって、さらさらと流れていません。

 

動物性から摂取した多すぎるタンパク質は代謝の過程で窒素が増加し、アンモニアというゴミを多量に作り出します。

 

それだけ肝臓や腎臓に負担をかけるということです。

 

ほとんど野菜を食べることができないイヌイット族(エスキモー)の寿命は40代です。

 

 

もともと人は肉食が主体であったと思われます。

 

森からサバンナに降り立ったとき、おいしそうに見えたのは豊富なアミノ酸を保有している動物だったのです。

 

人という動物は彼らを追って地の果てまで旅をしました。

 

あるとき焼け跡から生焼けの被子植物の種子を見つけて食べると美味しかったという体験をしたのではないでしょうか。

 

硬い種子でも火を通せば食べられることを見つけたのでしょう。

 

これなら貯蔵もできる」と。

 

幸運な人々は種子の豊富な場所で定着したのでしょう。

 

偶然それを発見することができなかった群れは動物を追いかけ世界中に人類が拡散したのでしょう。

 

 

さて、肉はできるだけ魚介類にして、それも犬歯の比率は12.5%ですから10回箸を口に運ぶ内の1回ぐらいの量にしたらよいでしょう。(「食養学入門24 2-6」参照)

 

牛や豚を食べるときはできるだけ煮て、それもしいたけや昆布、多くの野菜とともに食べて毒消しをしましょう。

 

食後はりんごなど果物も摂ることです。

 

肉食が主体の人は繊維不足食になっています。

 

繊維不足は腸管の蠕動運動(ぜんどううんどう)ができないので食べた肉が腸内で長時間滞留して腐敗し発がん性が高まります。

 

最近日本でも欧米並に大腸がんが増加している理由です。

 

 

魚も大根とともに煮たり、時々焼き魚のときは魚と同量の大根おろしをつけましょう。

 

玉子焼きはまいたけやしいたけ、昆布で出汁を取り調理しましょう。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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