食養学入門 39 4-1

■第4章 体質チェックの考え方

 

 

1.現代栄養学と食養の違い

 

みなさんがお馴染みの現代栄養学は、基本的に不特定多数が対象であって、個別の人が対象にはなっていません。

 

日本人はビタミンやカルシウムを最低これだけ摂りなさいという摂取勧告なども、不特定多数であるというわけです。

 

ところが生活習慣や仕事、食習慣などで当然必要摂取量は異なってきます。

 

現代栄養学とは大量生産と大量消費の背景で存在しています。

 

最近のメガビタミン、ミネラル(大量投与)の考え方は更にそうなっています。

 

錠剤自体が工業製品だからです。

 

したがって個々の体質のことは配慮がありません。

 

現代栄養学は食べ物に含まれる栄養素の研究はしてきたのですが、それを食べる側の事情は研究してこなかったようです。

 

 

食べられる方と食べる方の両方の働きがあって結果が出ます。

 

食べ物は鍵であって、食べる方は鍵穴です。

 

相性が良ければ扉が開きます。

 

良い働きという結果になるわけですね。

 

要は自分の鍵穴がどんな形をしているかを知ることです。

 

その鍵穴は季節によって誰でも変化します。

 

夏には夏の食べ物という鍵が入りやすいように変化するのです。

 

旬ではない食べ物は違う形になっているので、無理に入れると鍵穴が壊れやすくなります。

 

これが体調不良ということですね。

 

つまり、鍵と鍵穴の関係を考える、これが食養ということなのです。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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