食養学入門 43 5-1

■第5章 食材の質

 

 

1.治療家の憂鬱

 

ゲルソン療法(※)で有名なゲルソン先生(マックス・ゲルソン)はたくさんのがん患者を治したことで有名です。

 

しかし、あるとき病院を閉鎖しました。

 

理由は「食べ物が質が悪くなって以前のような効果がなくなった」ということでした。

 

同じように食べ物の処方箋を書いても治らなくなったのですね。

 

後年、娘さん(シャルロッテ・ゲルソン)が病院を再開したときは、その敷地に無農薬有機肥料の畑を作ったのです。

 

わたしなんかも、相談されてきた方が大病なのに良い玄米や食材にお金をかけたがらない様子を見ると憂鬱になるときがあります。

 

 

 

2.見える形と見えない気

 

食べ物には目に見える栄養と見えない気のエネルギーがあります。

 

気のある食べ物は腸がちゃんと選別して吸収するのです。

 

気を使って作られたものには気があります。

 

気を使わないで農薬を使うようでは食養にはなりません。

 

昔から「感謝して食べなさい」と教育されてきたものですが、作った農家が怖がって食べないようなものを感謝できるでしょうか。

 

多くの農家は自家用には農薬を使っていない野菜を食べています。

 

イチゴを栽培している農家はイチゴを食べません。

 

けれどレタスは食べます。

 

レタスを栽培している農家は出荷するレタスは食べませんが、イチゴは食べますね。

 

ハマチの養殖家はハマチを食べません。

 

こんなバカなことが行われている国にはもう未来はないでしょう。

 

毒を押し付け合い、殺し合っているようなものですね。

 

(つづく)

 

※ゲルソン療法は疾患は正体不明の毒素の蓄積によって引き起こされるという考えに基づいており、毎時のオーガニックジュースとさまざまなサプリメントとともに、主に菜食によって患者の治療を試みる。腫瘍は膵臓の酵素の不足によって発症するという未証明の前提のもと、動物性タンパク質は食事から除かれている。加えて、患者はコーヒー、ひまし油、そして時には過酸化水素やオゾンによる浣腸が行われる。

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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