食養学入門 44 5-2

 

3.ナチュラルフーズとはなにか

 

あるときナチュラルフーズ研究会に参加したことがあります。

 

その会は大手のレストラン関係者がメンバーでした。

 

当日紹介されたのはキュウリでした。

 

キュウリの強い香りがします。

 

昔のキュウリはこんなだったと思い出させてくれるようなものでした。

 

力のあるキュウリは切ってからくっつけて一日経つとキレイに繋がっています。

 

どこで切ったか分からなくなっています。

 

数日放置するとミイラ化します。

 

良くないキュウリは、水を排出してグジュグジュになって腐っていきます。

 

当日のキュウリは大変良いものでした。

 

 

けれど私はこういう質問をしたのです。

 

「ナチュラルフーズの定義はなんですか?これはナチュラルと言えるものですか?」

 

主催者は大変困ったようです。

 

というのは、その時の季節が冬だったからです。

 

いくら良いものでも季節を間違えると、とんだ悪役になるのです。

 

良いキュウリほど冷やす力が強いからです。

 

なぜこんなことになったのでしょうか。

 

「レストランのサラダバーでは最低でも8種類用意しないとかっこがつかない」という事だったのです。

 

季節に関係なくこれだけ用意するには旬を無視することになるわけです。

 

ですから食養は形式だけ満足させてはいけません。

 

食材は旬の本物を選んでください。

 

(つづく)

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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