食養学入門 46 5-4

 

7.小麦

 

10年間は野ざらしでも虫がつかないと言われる「クロルピリホスメチル」が多用されています。

 

数ヶ月前に給食のパンから殺虫剤が見つかったと新聞に出ていましたが、今さら…という感じです。

 

学校給食のパン155検体中82%から残留農薬が検出されています。(127.1個)

 

そのうち32%は花粉症の症状を酷くする最低濃度と言われる0.01PPMを超えていたと言います。

 

 

パン食の問題点は縷々(るる)述べましたが、好きな人ほど被害を受けやすいのです。

 

殺虫剤というのはポストハーベスト(※収穫後に散布される農薬)のことで、輸送時の船の中でも燻蒸(くんじょう)されたりします。

 

ポストハーベストには残留農薬基準がありません。

 

さらにほとんどノーチェックで日本に入ってきています。

 

これでは検出されて当たり前ではありませんか。

 

ポストハーベストは収穫前農薬に比べて、果物で数十倍から数百倍、穀物だと数千倍から数万倍が残留するそうです。

 

 

輸入に頼る食生活はこうした被害も受けるのです。

 

朝をパン食にしますと、国産率は20%を切ります。

 

ごはんと味噌汁という和食でも50%を超えるくらいしか国産がないのです。

 

味噌の原料も輸入大豆ですから。

 

(つづく)

 

※ポストハーベスト農薬とは、収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤のこと。ポストとは「後」、ハーベストは「収穫」を意味する。アメリカ合衆国を始めとする、世界から輸入されている果物や穀物には、収穫後に倉庫や輸送中にカビや腐敗を防止するため、薬剤が散布されることがある。日本ではポストハーベスト農薬に類するものとして、防カビ剤(オルトフェニルフェノール、ビフェニル、チアベンダゾール等)および防虫剤(ピペロニルブトキシド)が食品添加物として認められているが、制度上は国内で認められる「農薬」とは区別されている。

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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