食養学入門 50 6-2

 

2.腸管は隙間を持たせないといけません

 

ここで陰陽のことを少しお話します。

 

よく五臓六腑(※ごぞうろっぷ)といいますが、臓は中身(肝臓や腎臓です)が詰まっていますね。

 

腑は中身が空洞です。腸管がそうですね。

 

 

詰まっている構造を「陽性」、空洞であれば「陰性」と言います。

 

実質がギュッと詰まっているものは動きが少なくなります。

 

動きに関しては「静か」という陰性になります。

 

腸管は空洞なのでよく動きます。

 

蠕動運動(ぜんどううんどう)をして食べ物を運びます。

 

構造が空洞で「陰性」なら、動きは活発な「陽性」です。

 

 

では、わたしたち全体の構造は陰と陽どちらでしょうか?

 

真ん中に腸管という空洞がありますね。

 

わたしたちは構造では「陰性」です。

 

ですから、活発な「陽性」で動き回ります。

 

 

樹木はいかがですか?

 

中身は硬くギッシリと詰まっていますね。

 

構造として「陽性」ですから、動けないという「陰性」ですね。

 

その場所から動けないので根を地中で動かして養分を得ます。

 

動物はこの根をお腹に抱え込んで動いているのです。

 

 

これを踏まえるといつも食べすぎている人は腸管が詰まっていますので、構造が「陽性」に変化します。

 

ですから、動きはなくなります。

 

「腹いっぱいで動けな〜い」という状態ですね。

 

つまり、人生を活発に動き回りたい方は少食を実行すればいいのです。

 

(つづく)

 

※五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことば。「五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指す。「六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指す。

 

※この記事はBL研究所 所長 冨田哲秀著『食養学入門(2004年)』より抜粋しております。

 

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